うちの子食べる量が少ないけど大丈夫?少食な子供の食事管理!

公開日: : 最終更新日:2014/10/03 食事の悩み


少食な子供の食事管理
大人なら、お腹いっぱい、お腹空いた、食欲がない、など自分で自覚できますし伝えることができますが、子供はそうではありません。昨日は残さず完食したのに、今日は全然食べないなんて日常茶飯事。子供の食事の時間は大仕事ですよね。

食事が足りていないことで子供の成長に悪影響なのでは?うちの子こんなに食べないけど大丈夫なの?とお悩みの方に、お助けアドバイスを紹介します!

photo credit:@Kevin Stanchfield

食べないことによる影響

そもそも、子供が全然食事を摂らないとどんな影響が出るのかを考えてみましょう。

①低身長、低体重

ママにとって、子供が大きくなるのは非常に喜びですが、同月齢の子供が集まる健診や、保育園、子育て支援施設などへ出向くとちょっと不安になる方もいるのではないでしょうか?

お子さんによっては、ちょっと細身、背が小さいという子もいます。その子の個性もありますし、病気(小人病)なども場合によっては関係していますが、ほとんどは食事量が関係しています。

母子手帳などに記載の成長グラフに沿っているのか、月1回程度見直し、グラフ曲線を下回るようであれば、食事の見直しをする必要があるでしょう。

②病気がちになる

抵抗力が弱まるため、風邪や他の病気にもかかりやすくなります。そもそも子供はよく病気をするものですが、風邪がずーっと治らないというのも、食事の不足による抵抗力の低下が考えられます。

③成長遅れ

子供の成長はそれぞれで違うので、一概に食事の影響とは断定できませんが、発達を遅らせる影響もあります。

④元気がない

子供にとって、走ったり歩いたりするのは、一種の冒険のような楽しみがあるものです。しかし、そういった運動をしたがらない子の場合、食事によるエネルギーが不足していることも一因と考えられます。

このように、子供が本来の能力を存分に発揮し、快活な生活を送るためにも、食事の摂取は非常に重要だということがわかりますね。

食事量が足りない目安

1歳から2歳くらいの幼児の一日の必要カロリー数は約1200kcalです。これは大人のおそよ半分くらいで、小さな体でこんなに?!と驚いた方も多いのではないでしょうか。正確にこの数字を満たす必要はありませんが、大体1000kcalを目指すと良いでしょう。

食べてもらう工夫

では、少食なお子さんに食べてもらうための工夫を紹介します。

テレビを消す

食事中テレビをつけている場合には、それに夢中になって食べたがらないことがありますので、食事に集中できる環境をつくりましょう。

だしを多く使う

だしの成分の中にグルタミン酸という栄養素があります。これは、消化を促進し、食欲を増進させる働きもあり、また旨み成分でもあります。

だしを使った料理を最初に食べることによって、「食べたい!」という欲求を促進させることができます。このグルタミン酸は、だしとしてだけではなく、昆布や鰹節を使った料理でも良いですし、しらす干し、チーズなどにも含まれています。お味噌汁やしらすご飯なら手軽にできますよ。

さいごに

以上、少食な子供の食事管理でした。ちょっとした工夫でたくさん食べ始める子供も多いみたいなので、ぜひ実践してみてください!

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