うちの子太ってる?幼児期の肥満予防と解消法について

公開日: : 最終更新日:2014/10/15 食事の悩み


子どもの肥満
赤ちゃんの頃は、多少成長グラフを上回っていても気にしなくて大丈夫。と言われ、そのまま幼稚園に上がってみると・・・うちの子太ってる!と悩むママさん。
さぁ、ではどうすれば良いのでしょうか。
photo credit:@Jeanette Goodrich

うちの子は肥満なのか

そもそも、何となく他の子に比べて太っているような気がするけれど、本当に太っているのだろうか?と考えるママもいると思いますので、肥満の判定について説明します。

大人の場合は、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)という計算を行うBMIで肥満判定を行っていますが、小児の場合は異なり、カウプ指数という計算方法を用いて算出します。がしかし、一般的な私達には少々難しいので、母子手帳などに記載されている成長グラフを見て判断するのが最も手っ取り早いでしょう。

単純に子供の身長と体重を測定し、グラフ内に位置しているのか、上回っているのかをまずは見てみましょう。グラフから大きく飛び出ていれば肥満と判断します。ただし、成長過程の小児は、多少ぽっちゃりであるくらいなら対処は必要ないと考えられています。
小児のダイエットは成長に悪影響だからです。

肥満の原因

1人目の子と同じように育てているはずなのに、なぜか2人目は肥満。だとか、食事には気を使っているはずなのに・・・と考えているママも多いでしょう。また、子供がいつもお腹すいたと言うから、つい食べ物を与えてしまうし、お腹がすいたままだと可愛そう、と感じるママもいるはずです。
では、そもそも肥満になる原因は何なのでしょうか。

①カロリー過多

カロリーオーバーが原因であるという場合が一番多いと考えられています。

②運動量が少ない

食事量は適正だけど、毎日の活動量が少ないことから、消費エネルギーが少なく、結果的に脂肪として体内に蓄積されてしまうというパターンです。

③遺伝

脂肪を蓄積しようとする細胞の量が、親が多いと遺伝して子も多くなり、結果的に子も肥満に。というケースもあります。

肥満になってしまった場合の解処法

①カロリー過多の場合

食事量を減らすというのは、成長期の子供にとって非常によくありません。大人の場合ですと極端なカロリー制限を行うダイエットも、大きな影響なく取り組める方もいるでしょうが、子供は後々の脳や体の発達に大きな影響を及ぼす可能性があるので、必要カロリーはしっかり摂取させるようにしましょう。

ですが、日頃食事をあげすぎているという場合には、食事の内容を見直し、量は同じでも栄養価が高くカロリーの少ない食材を使用するようにしましょう。

②運動量が少ない場合

運動をしたがらないという子供もいますし、ママ自身が外出がおっくうで、家の中ばかりで遊ばせているという場合も運動量が少ない原因となります。
子供が運動したい、外に出たいという意欲を引き出すのもママ次第です。家の周りを散歩するでも、買い物に一緒に行くでも良いので、積極的に外に出るようにしましょう。

また、運動したがらない子に対しても、毎日ベビーカーに乗せてでも良いので外に連れ出すよう心がけることをおすすめします。

③遺伝の場合

元々太りやすい、ということからも、しっかり食事管理していても太ることが考えられます。そこで、運動量を増やすよう促したり、食べる順番や料理する食材に工夫すると良いかもしれません糖や脂質の少ないものを選び、よく噛んで食べなければならないものを選ぶなど工夫してみましょう。

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