プレママが母乳育児をスムーズにするために事前にしておくこと

公開日: : 最終更新日:2014/10/15 おっぱいトラブルの悩み, 妊娠・出産


母乳育児
近年ではWHOも推奨している母乳育児。完全母乳育児をしようとお考えの方も増えていると思います。出産後、すんなり母乳が出てくれればいいのですが現実は厳しいもので、苦労されてる方多いのではないでしょうか?

今回はプレママさんや、すでに母乳育児を目指して頑張っていらっしゃるママさんたちのために、心にとめてほしいことをお伝えしたいと思います。

photo credit:@Eden Chalumeau

乳頭マッサージは絶対やっておこう!

乳頭マッサージとは

乳頭の形を赤ちゃんが吸いやすいようにあらかじめ柔らかくしておくためのマッサージです。やり方は乳輪と乳房の間くらいを親指と人差し指でつまんで伸ばすようにぎゅっぎゅと強くもみほぐします。(痛いくらい強くもみます)

妊娠中に病院などの母親教室へ参加されれば乳頭マッサージのお話が出るかと思いますが、これは絶対やっておきましょう。これをやらないと赤ちゃんがなかなか乳首に吸い付いてくれないので母乳の分泌があっても飲んでもらえません。飲んでもらえないばかりか、中途半端な吸い付き方をされるので乳首に負担がかかり傷になって乳腺炎になったり、授乳が苦痛になってしまい悪循環です。

筆者の場合
やっていたつもりでも手加減していたために、赤ちゃんが吸いやすい形になっていませんでした。そのため、うまく吸ってもらえず胸がパンパンに張りまくって、カチカチで痛い状態のお乳に、容赦ない乳頭マッサージを施さざるを得ない事態になり泣きました(TqT)正直陣痛より辛かった…。
臨月に入ったら絶対にやりましょう。(切迫気味の人はしないでくださいね。お医者様に相談してください)

産院の母乳育児に対する方針を確認しておきましょう。

産院選びをする時に、あらかじめその産院が母乳育児をやりやすい方針をとっているのかどうかを聞いておくといいと思います。

ただし、命に代えても完全母乳で育てたい!!という強いこだわりがある方は別ですが、個人的な意見を述べますと、どんなお産になるのかはその時になってみないとわかりません。お産が重くておっぱいを赤ちゃんにあげられる余裕がないかもしれませんし、そんな時に厳格な母乳育児の方針をとってる産院だととても大変だと思います。「基本は母乳。必要に応じて臨機応変に対応」くらいが一番やりやすいのかなと思います。

よく、「最初に糖水を病院で飲まさせられると哺乳瓶慣れしちゃって母乳育児が大変になる」なんていいますが、そんなのどのみち最初のうちは母乳育児はめちゃ大変なので、気にしなくていいと思います^^

哺乳瓶慣れすると他の人に預けたいときに、粉ミルクや搾乳したお乳を嫌がらず飲んでくれるというメリットだってありますから。

妊娠中はリラックスして過ごしましょう。

以上のことをふまえて万全の態勢を取っていたとしても、順調な母乳育児を進められるかは、その時になってみないとわからないものです。妊娠・出産・育児に「絶対」や「王道」はありません。

お腹の赤ちゃんや妊娠中のママさんに最も必要なことは、リラックスして快適に過ごすことです。つわりがあったり大変なことも多いですが、心配事は天に任せてかけがえのない時間を大切にしてくださいね。

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