つわり時期の食事の摂り方。必要な栄養と対処法!

公開日: : 最終更新日:2014/10/02 妊娠・出産


つわり時期の食事
待望の妊娠!!と同時に辛いつわりがやってくる・・・という経験をされている方は非常に多いと思います。喜びと同時にやってくる過酷な毎日。
お腹の中の我が子のためにたくさん栄養を摂ってあげなければ・・・でも食べられない・・・
そんな辛さを、これを読んで解消して下さい!

妊娠初期に必要な栄養

妊娠初期の方に必要な総カロリー数は1800kcalとされています。おそよ、妊娠前とは変りませんので、「二人分食べなくては!」と思う必要はありません。
ただ、妊娠初期には、その中身が重要なのです。

ビタミンAの摂りすぎ注意

ビタミンAをあまりにも多く摂りすぎると、赤ちゃんの奇形などに影響がでると言われています。例えば、レバーやフォアグラなどは、食べ過ぎないようにして下さい。かといって、全く摂取しないのも問題ですので、あくまでも程々に。

葉酸を摂りましょう

歩行困難や排せつ障害を伴う脊椎の病気が、葉酸不足によって起こるとされています。産婦人科で葉酸を摂りなさいと言われたり、錠剤の服用を勧められる場合もあります。
葉酸は、ほうれん草やブロッコリー、かぼちゃなど、野菜に多く含まれているビタミンBの一種です。
しかし、一般的な食事量では必要量を補うことが難しいのが現状です。まして悪阻で全然食欲がない方にとっては拷問のような量です。ということで、産科で処方されなかったとしても、市販サプリメントも現在は多く出回っているので、それらを利用するようにしましょう。

全く食べられない、食べても吐き気・・・・の対処法

妊婦さんの中には、悪阻の状態がひどく、全く食事がのどを通らないという方もいます。また、中にはたくさん食べたいのだけど食べた後に猛烈に吐き気がして、嘔吐してしまうという方もいます。ではそんな状態をどう乗り切ればよいのでしょうか。

食べられるものを1つでも見つける

悪阻中の妊婦さんが比較的、これなら食べられるという物で多いのは果物です。出歩くのが難しい妊婦さんは、ご主人やネットスーパーを利用して色々試してみましょう。
りんごだけ、グレープフルーツだけ、みかんだけなら・・・という話をよく耳にします。固体が難しければジュースでも構いません。
1つでも食べられるだけで、体の虚弱はいくぶん緩みますよ。

経口補水液の飲用

悪阻がひどく栄養状態が悪いと、産科では点滴を勧められることが多いです。でも、毎日病院に通ったり、入院するのは嫌だと考える人も多いはず。
市販の経口補水液は、点滴と同じような成分が含まれています。主にはブドウ糖が含まれているのですが、この糖が体をかろうじてもたせてくれますので、水分は摂れるという方は水やお茶より、経口補水液を利用しましょう。

水分も摂取出来そうにないという場合は、やはり病院へ行って相談した方が良いでしょう。ただ、赤ちゃんは元々備わっているお母さんの体内の栄養で十分に成長できますので、こんな状態で赤ちゃんは大丈夫かな?と不安になる必要はありません。

悪阻は絶対にいつか終わります。長く続く人でも、出産すれば絶対終わります。出産すれば幸せが待っています。
それを思って乗り切りましょう!

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