言葉の持つ効果は絶大!言い換え言葉で子供のやる気を引き出そう

公開日: : しつけ・教育の悩み


言い換え言葉で子供のやる気を引き出そう

あなたは言葉の力を信じますか?言霊(ことだま)とよく言いますが、言葉には力が宿っていて、口に出すことで現実化する事がよくあります。では、あなたが何気なく子供にかけている言葉は、子供のやる気をアップさせていますか?それともダウンさせていますか?

1.ある2つのリンゴのお話

リンゴ

以前インターネットで話題になっていた書き込みに、こんなものがありました。
″2つのリンゴのうち、1つにはきれいな言葉を、もう一方には罵声を1ヵ月浴び続けていた所、それぞれに変化が見られた。きれいな言葉をかけていたリンゴがまだまだ元気そうであるのに対して、罵声を浴びせていたリンゴは茶色く変色し腐りだした″というのです。

科学的な証明はできませんが、野菜や果物にクラッシック音楽などを流す音響栽培で、甘味が増したり、美味しく育つ効果がある事を考えたら、この“りんご実験”の結果にも納得できますよね。

2.ママが伝えたい事が、半分も伝わってないNGワード

では普段ママが使っている言葉はどうでしょう?子供にいい効果を及ぼしているのでしょうか?

例えばよく使うフレーズ「早くしなさい」「ちゃんとしなさい」「片づけなさい」。これらは、実はママが子供に伝えたい内容が半分も伝わっていないんです。早くしなさいと言われても、子供にとっては何で?くらいの感情しか沸きません。ちゃんとしなさいと言われても、ちゃんとってどんな状態?片づけるって何をどうすること?これらは具体的に何をしたらいいのか全然分からないフレーズなんですね。そして、言われた方の子供も「またか…」と思ってしまってやる気も起きません。

3.言い換え言葉で子供のやる気を引き出そう

では先ほどのあいまいな表現を、子供がしっかり分かる内容で、かつやる気が沸いてくるフレーズに言い換えましょう!

「早くしなさい」 「○○に行くから、××分に出るよ~」
「あと5分くらいで準備してね」
「ちゃんとしなさい」 「他の人がうるさくて困るから、走り回らないでね」
「しっかりイスに座ろうね」
「片づけなさい」 「○○はここに入れようね」
「ゴミはこのゴミ箱に入れようね」
「いつも遅いんだから」  「頑張って○○したら、早く××できそうだね」
「これ何回も言ってるよ!」 「今日は前よりもうまくできるかな?競争だ~!」
「言う事を聞いてよ!」 「これが出来たら、○○できるね」
「さすが、お兄ちゃん(お姉ちゃん)だ~!すごい」

などできるだけ具体的に、そしてできた後には楽しい事が待っているよとイメージできるような言い方に換えましょう。

子供が何度いっても聞いてくれない時は、ついついママの愚痴を言葉の節々に混ぜてしまうこともありますよね。ママだって一人の人間。あって当然です!でも、その後のフォローとしてプラス言葉を付け加えられたら、子供のやる気がうんと変わってくるハズです。 1フレーズずつの積み重ねが、子供のプラス思考、はたまたママ自身の気持ちのコントロールにも繋がります。ぜひ今日から取り入れてみてくださいね。

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