赤ちゃんが心地よく眠れる環境作り12のチェックポイント

公開日: : 最終更新日:2017/01/29 睡眠の悩み


赤ちゃんの眠れる環境作り

赤ちゃんの眠りのサイクルは、大人より短く、眠りも浅いので、夜起きてしまうのは自然なことです。( 新生児の睡眠 知っておくべき8つの事実)ですから、できるだけ眠りの環境に気を配り、赤ちゃんが心地よく眠れるようにする必要があります。

ここではシアーズ博士のサイトAsk Dr. Searsに掲載された、赤ちゃんが起きてしまうときにチェックするべきポイントを紹介します。

おくるみ&パジャマで安心感を

新生児にはおくるみでしっかり包むスワドリングをためしてみましょう。ママのお腹の狭い空間からできてきたばかりの赤ちゃんは、きつめに包んであげると安心します。

もうすこし成長すると、反対にゆとりのある環境を好むようになります。寝ている間に体の動きを妨げない軽めのお布団の方が長く眠ることもあります。

また、昼寝はゆったりしたパジャマで寝ても、スワドリングに慣れている赤ちゃんは、夜はしっかりくるんだ方がよく眠る場合もあります。
暑さや寒さに敏感な赤ちゃんは、起きてしまうことも多いので、室温を快適に保ち、寝るときのパジャマや掛布団の調節もまめに行いましょう。

大きな音対策

寝ている間に多少の物音をたてても、すぐに起きることはありません。でも、突然の大きな音や嫌な音を防ぐ工夫は必要です。「ケータイの着信をオフにする」「ベッドのきしむ音を防ぐ」「電話の呼び出し音をオフする」「夫に静かに帰宅してもらう」などできることをやりましょう。

遮光カーテンで朝日をカット

朝早く起きてしまう赤ちゃんの場合は、寝室に遮光カーテンをつけて部屋を暗くしましょう。赤ちゃんは朝日に敏感なので、暗くしておくだけで、いつもより1~2時間は寝てくれます。

ホワイトノイズと音楽をリピート再生

繰り返しの単調な音は、子供だけでなく大人にも効果的です。これはホワイトノイズともいわれ、様々な音があります。家の中にある物では、扇風機、エアコン、水槽のポンプなどの音。また、睡眠用のCDとしては子宮内の音、水が流れる音、雨の音、海の音などがあります。これらは赤ちゃんがママのお腹の中で聞いていた音を連想させ、眠りに導くとされています。夜は繰り返し再生にして常に同じ音が流れているようにしましょう。

また、赤ちゃんの好きな子守歌やクラッシク音楽のCDをかけるのも良いでしょう。ママが歌う子守歌を録音したものをかけるとよく眠るという事も分かっています。

母乳パッドを赤ちゃんの枕元へ

赤ちゃんがママを恋しくて起きてしまうなら、ママの匂いがする物(母乳パッドがベスト)をベッドの隅に置いておきましょう。また、前述のママの声で録音した子守歌をかけておくのも良いアイデアです。

寝る前に大さじ1~2杯のおかゆ

寝る前の赤ちゃんにおかゆを食べさせても、必ずしもぐっすり眠るとは限りませんが、試す価値はあります。6ヶ月以上の赤ちゃんの場合、寝る前に大さじ1~2杯のおかゆを試してみましょう。1~2時間長く眠るかもしれません。

赤ちゃんの胃はとても小さいので、赤ちゃんの握りこぶし大を超えないようにしましょう。お腹いっぱいになりすぎるとかえって眠れなくなります。

アレルギーを起こしやすいホコリを除去

寝室にあるものでアレルギーを起こし鼻が詰まってしまうことがあります。その場合、新生児は口で息をするという事をまだ覚えていないので、息が苦しくなって起きてしまいます。ふわふわの毛布やぬいぐるみはほこりも集めます。ベビーベッドの装飾は取り払って、掃除をこまめに行いましょう。

また、ほこりだけでなく、空気中の異物に反応していることもあります。たばこの煙、スプレー、ペット、室内の植物など。もし赤ちゃんにアレルギー症状がある場合は、空気清浄機を使いましょう。空気をきれいにするだけでなく、機械の出す音がホワイトノイズにもなります。

歯が生え始めの痛みは医師に相談

赤ちゃんの歯は、まだ見えなくても生え始めています。このときに、赤ちゃんは痛がったり不快に感じたりします。この不快感は生後3ヶ月頃から始まり、奥歯が出てくる2歳まで続くと言われています。

症状は、よだれの量がふえる、歯茎をさわると痛がる、頭に汗をかく、よだれのせいで顔に湿疹ができるなど。また、微熱がでることもあります。これでは夜痛がって快適に眠れません。こういう場合は小児科医と相談して、赤ちゃん用の鎮痛剤(タイレノルなどのアセトアミノフェン)を与えましょう。夜間はよく眠れるように、医師の指示通りに4~6時間おきに与えるようにしましょう。

夜中のオムツ替えは控える

最近の使い捨てオムツの場合、性能が良いのでほとんどの赤ちゃんはオムツが少し濡れても気になりません。オムツかぶれを起こしている場合や、うんちの場合を除いては、赤ちゃんを起こしてまでおむつを替える必要はないでしょう。
ただ、まれに濡れたオムツを嫌がる赤ちゃんがいます。自分の子どものタイプを見極めて対応してみましょう。

パジャマの素材は綿を選ぶ

赤ちゃんによっては、化学繊維でかゆくなる場合があります。ポリエステルよりは綿のパジャマと寝具を選びましょう。また、新しいパジャマや洗濯洗剤、衣類の柔軟剤などにも反応して、湿疹やじんましんが出る赤ちゃんもいます。

事前にベッドを温める

ぬくぬくの赤ちゃんを冷たいベッドに置いたらどうなるでしょう?言わなくても判りますよね。特に冬場は、シーツが冷たくないように心がけましょう。綿のシーツに湯たんぽや電気カイロなどをおいて温めておきましょう。(赤ちゃんを寝せる前にに湯たんぽなどは完全に取除いてください)

寝室の気温は21℃!湿度は50%!

温度21℃前後、湿度50%が睡眠には最適です。乾燥は鼻づまりを起こしますが、湿度が高過ぎるとカビの原因になり、アレルギーのある赤ちゃんにはよくありません。暖房で部屋が乾燥しがちな冬場は、赤ちゃんのベッドの近くに加湿器やミスト発生器を置くことをお勧めします。

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参考:Stay asleep techniques

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