離乳食期の栄養管理!バランスの良い離乳食とは?

公開日: : 離乳食の悩み


離乳食の栄養管理
早くて生後5ヶ月頃から始まる離乳食。初めての子育てだと、ママにとって「離乳食」は大仕事ですよね。何をどうすれば良いか、右も左もわからない状態ですし、子供だって千差万別。

そこで、離乳食の栄養管理や食事量についてを紹介します。

photo credit:@liz west

初めての離乳食は超微量!

離乳食の開始は1回1さじからとよく言います。1さじだけでいいの?!とお考えの方、ここでいう1さじとは、約大さじ1杯分のことで、決して子供用スプーン1杯という訳ではありません。
大さじ1食べられたら、次は2、3さじと増やしていくと良いです。

離乳食期の栄養管理

離乳食もだいぶ進んできて、主な栄養源が母乳やミルクから食事に変わってきた頃、どう栄養管理したら良いのか悩むママは多いはずです。大人だったら、お腹一杯になればとりあえずは何でもOKなんてこともありますが、子供の場合は、体の成長にも大きく関わりますので、栄養管理に慎重になりたいところです。

ではどのような栄養素をどのくらい与えれば良いのでしょうか?

主食

主食とは、米、パン、うどん、そうめん、パスタなどを言います。子供にとって、一番重要なのがこの主食です。

主食の成分は主に炭水化物で、これが体のエネルギーを作るのに非常に重要なのですが、他にもタンパク質も含まれています。これは主菜に主に含まれる成分なのですが、幼児期は主菜摂取量が比較的少なくて良いとされています。それも、主食の中にタンパク質が含まれているからなのです。

このタンパク質は体の器官を機能させるために重要な栄養素です。

<目安>
ご飯は軟飯だと90g、普通の硬さのご飯で80gを目安にしましょう。これは、子供用茶碗の1杯~1杯弱程度に相当します。
パンだと6枚切りのもの1枚、ロールパンで1個半くらいです。麺類はゆでる前の乾麺の状態で30g程度です。これは大人の量の半分くらいとなります。

こんないちいちグラムなんて計る余裕はない!という方は、大人の量の半分程度だと思って頂ければ良いです。

ちなみに、野菜だと思っている方も多いのですが、イモ類も主食の分類になります。ジャガイモだと1個、サツマイモで1/3個が目安です。

主菜

主菜は、メインのおかずとなる、肉や魚、卵、豆腐、乳製品を指します。肉は大さじ1杯程度です。魚は20g程度で、大人の食べる分の1/5くらいと考えて頂けると良いと思います。豆腐は1/6丁、納豆は1/2パックです。卵は1/2から2/3個、ヨーグルトは100g、チーズは1/2枚です。

こう見ると、大人がメインとして食べている量よりはるかに少ないということがわかるでしょう。

副菜

副菜は野菜や果物です。成人の男女でもほとんどの人が必要量摂取できていない野菜ですが、子供にとっても非常に重要な栄養で、積極的に食事に取り入れていくことが必要です。

野菜は合計で40g必要と言われています。では、40gとはどれくらいなのかというと、きゅうり1cmと、ブロッコリー1房と、トマト1/16個といった感じです。ホテルの朝食などで出てくるミニサラダくらいの量をイメージして頂けると良いと思います。

1食の食事で全てを達成するのは難しいかもしれませんが、1日通してこれらの食事量をカバーできると良いですね。

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