赤ちゃんの人見知り泣きはどうして起こる?人見知りの克服方法

公開日: : 最終更新日:2014/11/27 人見知り, 泣き止まない悩み


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今までは誰の顔を見てもニコニコしていた赤ちゃんが、急にパパ・ママ以外の人が近くに来ると泣いてしまう人見知り。パパやママは「なぜ?」など不安に思う人もいるかもしれませんし、他の子と比べて「いつまで続くの?」と悩む人もいるかもしれません。

そんな不安を解消するには、人見知りのことを知ることが一番です。今回は生後半年から1歳くらいまでに始まる赤ちゃんの人見知りについてご紹介します。

人見知り泣きはどうして起こる?

赤ちゃんが人見知りをすると自閉症ではないかとか、知能が低いのではないかと思い悩むママがいます。もちろん絶対に違うとは言い切れませんが、人見知りは悪いことではなく当たり前のものなのです。

これまで知らない人に話しかけられても誰にでも愛想よくニコニコしていたのは、まだ人の区別がつかず曖昧だったから。それが赤ちゃんが成長して「この人はママ。こっちの人は知らない人(怖い)」と判断がつくようになった為に人見知り泣きがおこるのです。ですから人見知りは赤ちゃんが順調に成長している証

それがどのくらいの期間、そしてどれくらいの程度なのかは個人差によるものですから個性と捉えましょう。

人見知り泣きの克服方法

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赤ちゃんの人見知りは成長の証だとしても、あまりに酷い人見知りはパパやママも困ってしまいます。ひどい場合は久しぶりにあった、おじいちゃんやおばあちゃんにまで大泣きしてしまい、パパやママだけでなく、おじいちゃんやおばあちゃんも疲れてしまうといったケースも少なくないようです。

そんな時はまず、慣れさせたい相手と赤ちゃんをいきなり近づけないことです。赤ちゃんは成長とともに、人を観察するという力を養ってきます。赤ちゃんが”この人は怖くない”と判断できるまで、赤ちゃんに対して積極的に接することなく距離をおく事が大切です。

大人は相手の人と丁度いい関係を保つために、”目をそらす”という事を知っています。あまり相手の目をジーっと見つめると少々怖いイメージを抱きますよね。しかし赤ちゃんはまだ”目をそらす”という事を知らないため、相手が急に近寄ってきてジーっと見つめられると目を離せず「怖い」という印象を抱くようです。

赤ちゃんが慣れるまでは、慣れさせたい相手とパパやママが親しくしている所を赤ちゃんに見せ、「この人は怖くないんだ」と認識できれば自然に赤ちゃんから笑いかけるようになるでしょう。

人見知り泣きが少ない赤ちゃんに共通すること

ほとんどの赤ちゃんに見られる”人見知り”。 程度の違いはありますが、「この人は怖くない」「この人は怖い」という判断が出来るという成長の証として、人見知りは大切な事です。 ただ、まれに人見知りのない、いつもニコニコ愛嬌のいい赤ちゃんもいます。

人見知りの少ない子どもに共通するのは、日頃から同じ月齢くらいの赤ちゃん達と交流があったり、色々な人と接触する機会があります。反対に、あまり外の人と接触した事がない赤ちゃんは、いつもと違う環境で不安になり人見知り泣きしてしまうことが多いようです。

人見知り泣きを改善するために、赤ちゃんが楽しく交流できる場に積極的に出かけてみるのも良いでしょう。

人見知り泣きのまとめ

下に人見知り泣きのポイントをまとめてみました。

  • 人見知りは赤ちゃんが成長している証
  • 安心できる相手だと分かれば人見知りは少なくなる
  • 慣れさせたい相手には、いきなり近づけない
  • 日頃から色々な人と接触する機会をつくる

人見知りは赤ちゃんにとって、意味のあるものです。あまり心配せずに、気楽に子育てを続ければ、自然と人見知り泣きもなくなっていくはずです。

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