子どもの火傷!いざという時に役立つ応急処置

公開日: : 子育ての悩み


やけどの対処法
以前に冬に気を付けておきたい!子供の火傷を防ぐためのポイントという記事を執筆させていただきましたが、気を付けていても事故は起こる時には起こってしまうものです。

そこで今回は、万が一やけどをしてしまった時の応急処置や、対象法をご紹介させていただきます。

子供がやけどをしてしまったら

まずは患部を冷やしましょう。なぜ冷やすかというと、冷やさないと熱いものを取り除いた後でも、皮膚に熱が浸透して傷が深くなってしまうからです。

子供の皮膚は薄いため熱傷が深くなりやすいので、まずはしっかりと冷やしてあげましょう。

患部の冷やしかた

冷却する方法は、患部の範囲が広くない場合は流水や、洗面器などに氷水を入れて直接冷やします。患部が広い場合は、ガーゼやふきんなどを氷水に入れてしぼり、患部にあてて冷やします。

熱いお風呂に服を着たまま落ちた場合などは、服を着せたままの状態で冷やします。
少なくとも30分は冷やし、その後病院を受診しましょう。

病院へ受診するときの注意点

熱傷の、浅い深いは、素人目では判断が難しいので、しっかり患部を冷やした後は病院を受診しましょう。その際は、冷やした患部は綺麗なタオルやガーゼで覆って、アイスノンなどで冷やしながら病院へ向かいましょう。ただし、熱を冷ますための冷却シートはやけど用ではないので使用しないでください。

また、アロエの葉や馬油などの保湿クリームを自己の判断で添付するのは絶対にやめましょう。感染や皮膚炎を起こす恐れがあります。

病院へ連れて行くタイミングと症状

いつ何時、子供がやけどをするかは予測ができません。その時が病院の診療時間帯であれば問題はないのですが、休診時間だったり夜中だったりした場合は、救急の診療施設に行くかどうか迷うところだと思います。

大事なのは、熱傷がどの程度のものかをよく観察することです。以下のような症状があれば、よく冷やした後に急患の診療所、または病院へ行きましょう。

  • 関節部分や手のひらのやけど
  • 水ぶくれがある
  • 熱傷部分が白、または黒くなっている
  • 熱傷部分の範囲が広い
  • 自分では判断がつかない

救急や時間外で受け付けている診療所などは地域ごとに設置されていますので、事前に保健センターなどに確認しておきましょう。また、かかりつけの小児科などで診療時間外でも連絡できる場合はそちらに連絡して、相談してもいいと思います。

もし上記の症状がなく、熱傷の範囲もごく小さいという状況であれば、病院の診療時間になるまで様子を見ながら待ちましょう。
夜間、あるいは連休などで病院がしばらくの間休診が続くという状況であれば、翌日に救急の診療機関を受診しましょう。ただし、様態が急に変わったりした場合は直ちに受診しましょう。

おわりに

病院へ行くときは、母子手帳保険証子供の医療費控除証お薬手帳(あれば)、かかりつけの病院であれば診察券、また着替えオムツなどを必ず持っていきましょう。

日ごろからマザーズバックなどにひとまとめにして入れておくと、いざという時に慌てなくてすみますよ。寒い冬も暖かく、安全に過ごしていきたいですね!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加



  • ときめき子育て公式FacebookページとTwitterでは、育児ママの役立つ情報をお届けしています。

PAGE TOP ↑